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広島花幻忌の会(原民喜文学の研究・継承)

当会は、原民喜の文学を愛する人々の集いです。会からのお知らせを随時更新します。

原民喜没後70年記念 花幻忌の集い 碑前祭のご案内

              

     原民喜没後70年を迎えて

            ー春の碑前祭 • 記念イベントー

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 昨年以来のコロナ禍の中、皆さまにはお元気にお過ごしでしょうか。医療従事者の方々、また感染症に罹患された方々は大変な日々をお過ごしのことと拝察致します。ヒロシマの災禍に遭われた方々のご冥福と併せ、皆さまのご健康をお祈り致します。

      さて、来たる3月13日は原民喜の命日、特に今年は彼の没後70年に当たります。わが「広島花幻忌の会」は、2000年の民喜50回忌に発足以来、原民喜文学の研究・継承に努め、「新編原民喜詩集」再版や「原民喜初期作品集」刊行、機関誌「雲雀」(現在資金不足のため休刊中)や会報「近状通信」の発行、また毎年3月の碑前祭・11月の生誕祭、8月の朗読の会(「広島文学資料保全の会」との共催)、文学散歩の会などの活動を続けて参りました。原民喜にとって没後70年、会にとっては2001年の没後50年記念行事以来の大きな節目です。

 ただ広島県もなかなか感染症が収束せず、事務局も感染症の状況をぎりぎりまで様子見しておりましたため、企画やご案内が遅れてしまいました。お詫び申し上げます。2月頃より広島市の感染状況が少し収まってきましたので、ささやかな集いを執り行うことに決定致しました。

 以下ご案内致しますので、ご都合のつく方は、お身体に十分注意した上ご参加頂けましたら幸いに存じます。ご検討のほど宜しくお願いいたします。

       

                  広島花幻忌の会 事務局長 長津功三良

             

       【 原民喜没後70年 原民喜没後70年碑前祭】

  日時      3月13日(土)午後1時15分~(30分弱程度)

       ところ    原爆ドーム東側原民喜詩碑前    

       プログラム 開会の言葉

        黙祷・献花

        作品朗読

        原民喜「永遠のみどり」献唱  歌い手:乗松恵美さん 

                       伴奏:吉田仁美さん

       閉会の言葉

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https://video.mainichi.jp/detail/videos/文芸/video/6237056121001?autoStart=true

 

 

原民喜の詩「永遠のみどり」に民喜次兄の原守夫さんが作曲した歌を、原時彦さんが歌っておられます。

上記の毎日新聞Webサイトお聴きになれます。

 

※作品の朗読は、どなたでも歓迎致します。但し時間の都合上、

事前にご連絡いただけましたら幸いに存じます。

ご連絡は会事務局までお願い致します。(担当小野📞 090-1181-3075)

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   ※原民喜詩碑は、原爆ドーム東側です。

       

 【 国立広島原爆死没者追悼平和祈念館主催

 ー原民喜没後70年記念朗読会ー (協力:広島花幻忌の会) 】

 日時  3月13日(土) 午後2時~(1時間程度)

 ところ 国立広島原爆死没者追悼平和祈念館 研修室1 ,2

    内容 「夏の花」朗読と遺族•原良子さんの口述記録「もう一つの夏の花」朗読

     

  碑前祭後は、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館主催の原民喜没後70年

記念行事が企画されており、会は協力という形で参加いたします。

この行事では、原民喜が「夏の花」に描いた場面を、民喜と共に体験した

原良子さん(原時彦氏母)の口述証言書きおこしの朗読が予定されています。

良子さんは「夏の花」で次兄の妻「嫂」として描かれており、既にご存命

中に自身の被爆体験を手記として発表されています。しかし、詳細な口述

証言も残されていたことは、皆さまも殆どご存知ないことでしょう。

 

 今回は、この貴重な証言の書き起こしを、原良子氏御子息・原時彦氏の

朗読によって再現いたします。(証言は長いため、一部抜粋を朗読。)

内容詳細は会の研究班にて分析継続中ですが、大変貴重な記録です。

 

  碑前祭・追悼祈念館記念行事どちらも、どなたでも無料で参加可能です。

皆さまもどうぞご予定をご検討の上、ご参加くださいますよう、ご案内

申し上げます。

(追悼祈念館行事参加予定の方は、できれば事前のご予約をお願い

いたします。)

 連絡先 広島市中区中島町1-6 📞082-543-6271 

    広島原爆死没者追悼平和祈念館 

 

会報から一部抜粋 🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱


 ○ 秋の文学散歩 (2020.11.1)

 今年は春に予定しておりました文学散歩を延期、11月に定員15名限定で行いました。秋の優しい日差しの中、心温まるアットホームな散策を行うことができました。コロナウイルス対策へのご協力を下さった参加者の皆さま、ご支援くださいました地域の方々に心からの感謝を申し上げます。

 

  《コース 原民喜被災地(幟町)~京橋~橋本町厳島神社原民喜ゆかりの被爆

  ~栄橋~縮景園裏手~東照宮

 

⌘  参加者の方からの声 ⌘

 『 幟町から橋本町~上幟町辺りは、職場付近でもあり見慣れた街です。川辺の風景や何気ない街の様子にも落ち着きを感じて、以前からいいなぁと思っていました。

 が、今回の文学散歩に参加し、戦前の街並みや風景を想像しながら歩いてみて、益々その感を強くしました。原民喜の文章を現場で聴きながら歩いていると、戦争や原爆で失われたものがどんなに大きかったかをしみじみ感じます。風景とともに思い出される親しい人たち、幼少期の夢想を育んだ川や街並み…。懐かしい記憶を塗り潰され、奪われてしまったような痛みを、肌で感じた思いでした。

 当日は気候もよく、解説を聞くのも歩くのも苦にならない良い散歩でした。また、機会があったら参加したいと思っています。』 平木久恵さん(季刊グランデひろしま編集長)

 

『 From the delta of Hiroshima where green

leaves glisten, may peace spread to all the world 

(青葉したたるヒロシマのデルタから、世界中に平和が広がることを心から願っています。) Peter Chordas  』

    ピーター•コーダスさん( コピーライター、通訳者グループリンクヒロシマ所属) 

 

 嬉しいお便り、ありがとうございました。文学散歩は今後も開催予定で、毎回少しずつコースに工夫を凝らし、リピーターの方にも楽しんでご参加いただけるよう企画をしております。次回の期日やコースは、ブログまたは会報にてご案内致します。

 なお、「文学散歩の会」や生誕祭の模様は「広島花幻忌の会ブログ」に詳しい報告を掲載しております。「広島花幻」でご検索の上、是非ご覧ください。

 

○秋の生誕祭 (2020.11.15) 

 

 昨年度は原民喜の誕生日11月15日が日曜日に当たっており、珍しく誕生日当日に生誕祭を行い、民喜文学を愛する方々が会場(広島市中央公民館)に集いました。

 朗読のテーマは、小説と詩双方の「永遠のみどり」。詩は広島市内の高校生2人、小説は会員の高田裕志さんによる朗読です。皆さまご存知の通り、「永遠のみどり」は、原民喜が昭和25年春、自身の最後の帰省をした折の出来事を基に描いた作品。朗読後は原時彦さんから当時のエピソードをお聞きし、作品背景への理解をより深めた思いでした。 

 その後、会場である中央公民館付近に開設されたばかりの「基町資料室」を運営されている「基町プロジェクト」スタッフの片島蘭さんから資料室の概要を。昔の基町の様子を記録した写真や資料、市営基町アパートの模型なども展示され、小さいながらも充実した展示内容です。「今後はイベントや企画展も予定しています」と、片島さん。これからが益々楽しみです。

  第二部は、会員の河野きよみさん(1931年生まれ)の被爆体験です。白木町出身の河野さんは原爆投下の翌日、2人の姉を探すために母とともに広島市内に入市し、地獄絵巻の惨状を目の当たりにしました。思い出すのも恐ろしく、長くその体験に触れることはなかったそうですが、70歳になった時「描き残して伝えなければ…」と、絵本「あの日を私は忘れない」を執筆。当日は絵本をスクリーンに映写して証言して下さいました。 

 「コノ有様ヲ伝へヨト天ノ命ナランカ」…原民喜の言葉と響き合うお話や朗読、大変有意義な生誕祭になりました。皆さま本当にありがとうございました。

 

  事務局からのお知らせ🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱

 昨年度はコロナ禍のため、集いは年に一回となりました。文学散歩も人数を

抑えての開催となり、会員の皆さまにご参加頂ける行事が大変少なくなって

しまいました。当会の活動経費は会員各位の会費によって賄っておりますの

で大変心苦しく、深くお詫び申し上げます。

 感染症予防に外出を控えた方々も多くおられると存じ、従来は集いにご

参加の方だけに配布しておりました、当会の研究資料を会報(p10~p15)に掲載

致しております。また、文学散歩のガイドブック「文学散歩のしおり」(全頁

カラー版 B5サイズ全18頁 別途カラー版B4マップ付) も、まだ若干の残部が

ございます。ご希望の会員さまには無料でお分け致しますので、事務局までご

連絡ください。(長津☎︎090 9065 5345 )

(カラー版につき制作経費が嵩みました。会員外でご希望の方は申し訳

ございませんが、印刷代+送料 300円でお分けさせて頂きます。

ご了承ください。)

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 【「原民喜初期作品集」在庫あります】 

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 広島花幻忌の会刊行の「原民喜初期作品集 死と夢 幼年画」。

(2011年11月発行、203頁) 原民喜の戦前の短編集「死と夢」「幼年画」を全て収録した、大変趣深い作品集です。内容に比して大変な廉価版で長く売り切れ状態になっていましたが、この度若干の在庫が見つかりました。ご希望の方は、事務局長津までお電話でお申し込みください。振り込み用紙同封で発送致します。

(送料税込1000円)           広島花幻忌の会 事務局長 長津☎︎090 9065 5345 

 

広島花幻忌の会 代表 友光民子

         顧問 原時彦 

          事務局長 長津功三良

   メールアドレス:hananomaboroshi@yahoo.co.jp

  事務局   📞 090-9065-5345

    

 

         #花幻忌 #原民喜 #永遠のみどり #ヒロシマ #平和        #朗読 #音楽