3月に入り、漸く寒さが緩んで参りました。皆さまいかがお過ごし
でしょうか。
連日のように報道される、ロシアのウクライナへの軍事侵攻の模様
に心痛む日々の中、今年も3月13日の民喜命日「花幻忌」が近づいて
参りました。
会では既に昨年末より3/13(日)の午後を予定し、準備を重ねておりまし
た。しかし、広島県コロナウイルス蔓延防止期間が終了決定した今日
現在も、依然として感染者数は高止まり状態が続いております。
当会は高齢者の会員が多いこともあり、開催に関してぎりぎりまで
様子見をしておりましたが、現在の感染者状況を鑑みた結果、開催を
3月26日(土)に延期することに決定致しました。
諸連絡が遅れましたことを、この場をお借りしてお詫び申し上げ、
併せて以下、延期開催のお知らせを掲載致します。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
2022年 原民喜没後71年「花幻忌の集い」ご案内
日時 3月26日(土) 13:30〜 (予約不要・入場無料)
場所 平和公園内
国立広島原爆死没者追悼平和祈念館 研修室
プログラム
① 献花・黙祷・開会の言葉
② 作品朗読
③ 記念講演 「『せとうち文学叢書 広島・宮島編』原民喜集を編む」
講師 安田女子大学文学部日本文学科 外村彰先生
④ 「ユネスコ世界の記憶」申請報告続報などお知らせ 広島文学資料保全の会
⑤ 事務局よりお知らせ・閉会の言葉 (終了予定 15:30頃)
記念講演には、この春刊行される『せとうち文学叢書 広島・宮島編』(全七冊)
を編纂された、安田女子大学の外村彰先生をお招きしております。
「せとうち文学叢書」は、既に第1期「呉・江田島・芸南編」全八冊が刊行されて
おり、今回「広島・宮島編」七冊(うち一巻は「原民喜集」)が加わり、全15巻の
シリーズとなる予定です。
主な刊行委員は、外村先生と安田女子大の学生たちで構成する約10名。
安田女子大学で、会が編集・発行した「原民喜初期作品集 死と夢・幼年画」
をテキストにした演習を受講した学生たちが、先生と一緒に作業を進め、この度
無事刊行の運びになりました。嬉しいニュースです。
26日は、叢書の特色や編纂経緯などを、外村先生に詳しくお話頂く
予定にしております。
また民喜作品や、反戦詩・平和へのメッセージなど、朗読コーナーへの参加
者も同時に募集しております。
ご参加をご検討くださいますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
広島花幻忌の会 事務局長 長津功三良
問い合わせ📞090-9065-5345
hananomaboroshi@yahoo.co.jp