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広島花幻忌の会(原民喜文学の研究・継承)

当会は、原民喜の文学を愛する人々の集いです。会からのお知らせを随時更新します。

11/29〜12/9企画展のご案内 「原民喜ーかすかにうずく星ー」


いよいよ10日後に迫ってきました、原民喜企画展。
民喜の詩篇を中心に、そのモチーフと呼応する広島の芸術家たちの作品を
同時展示します。

「民喜の繊細な感受性に心惹かれました」と語るのは、展示ディレクターの若手画家、
手嶋勇気さん。画家の感性を通して、民喜作品が新たな視点から紡がれ直されます。
どうぞお誘い合わせの上、是非ご来場くださいますよう、ご案内申し上げます。

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会期 2018年11月29日(木)〜12月9日(日)
11:00-20:00 (会期中無休)
会場 ギャラリー交差611 広島市中区
橋本町6-11 縄手ビル2F
主催 広島花幻忌の会 ギャラリー交差611

【 ご挨拶 】

ギャラリー交差611では、広島花幻忌の会との共同企画
として、2018年11月29日(木)から12月9日(日)まで企画展「原民喜ーかすかにうずく星ー」を開催します。
原民喜(1905−1951)は、小説『夏の花』をはじめとする
自身の被爆体験をもとにした文学作品で知られます。73年前の8
月6日を体験した人々がそうであるように、民喜もまたその体験を自身の記憶の中に深く刻みますが、彼は被爆体験だけを書き残したわけではありません。
 本展は、『小さな庭』に収録された詩「かけかへのないもの」を
中心に、妻との思い出、少年時代、空、星のひかりといった、彼の
生涯を支えていたものに目を向けます。それらのモチーフに呼応す
る形で、彼と同時代に生きた作家の絵画作品を並べ、また現在広島を拠点として活動する作家の作品も併せて展示致します。民喜の
文学を、広島が生んだ作品と共に見つめなおし、この土地にかつて
あった文脈と今とを紡ぎ直そうとする試みです。
ここから何を見つけ、何をすべきなのか、改めて考えるための11
日間となりましたら幸いです。この機会にぜひお越しください。

【関連企画】
12/1(土) 午後2時〜 レセプションパーティー
大牟田聡さん(広島花幻忌の会会員、毎日放送プロデューサー)の講演、
企画者による展示説明。

12/8(土)午後2時〜 「民喜を語る」
原時彦さん(民喜の甥・著作権継承者)や長津功三良さん(詩人・広島花幻忌の会事務局長)
らのお話を聞き、語りあいましょう。

12/9(日) 午後1時〜 出品作家による座談会

11/30(金) 19時〜 読書会
ポーランド人の民喜研究者ウルシュラ・スティチェックさん(広島大学非常勤講師)とともに
民喜作品に親しみます。

※ 全て予約不要。ワンドリンク(500円)オーダーのみで参加できます。
2回目以降の方は入場料無料です。
※ 入場料 大人500円 高校生300円 中学生以下無料

#原民喜 #花幻忌